TychoLED は下記のようなニーズにお応えします。
1.強度の強い光を目的の場所にしっかり当てたい(顕微鏡観察のようなピンポイントへの光)
2.側面や斜めから当てて陰影を作りたい
3.蛍光観察用の励起光を照射したい
4.位相差に代わる簡単な透過照明が欲しい
1.強度の強い光を目的の場所にしっかり当てたい
TychoLEDの照明筐体部はマグネットボールで固定されており、一度手で照明部分を合わせた後にずれることはありません。一般的に用いられている金属のじゃばら構造は照明部分を当てた後にずれてしまうことがよくあります。また、照明筐体部はネジ構造となっており、回すことで先端部のレンズとLED照明の距離を変えることができるため、照明深度を変えることも可能です。
顕微鏡観察のみではなく、分析装置や工作装置などで観察が必要な場所への照明にもご使用になれます。
2.側面や斜めから当てて陰影を作りたい
実体顕微鏡などでよく使用されているLEDリング照明はレンズの脇から下方の全域に向けて照明を行います。構造が明確な物であればこの照明でもよいのですが、細かい異物の検査や細い突起物などは観察しづらいくなります。TychoLEDはマグネットボールで保持することで、側面からの照射も可能となり微小物でも陰影が付くことで観察をし易くなります。
3.蛍光観察用の励起光を照射したい
TychoLEDの筐体先端部もネジ構造により一度外してφ25~φ25.4mmの励起用バンドパスフィルター等を格納することが可能です。目的の波長域に近いLED(青色、黄色、赤色)を選定し、先端部にフィルターを装着することで励起光を出すことが可能となります。
当社ではカメラを接続するCマウント部に蛍光フィルターを入れることが可能なアダプターを用意しております。合わせてご検討ください。
4.位相差に代わる簡単な透過照明が欲しい
当社では協力関係の企業が保有する「模様体投影」を用いて陰影を作りコントラストを明確にする照明部品があります。省スペースのため様々な場面でご使用になれます。